以前TVで観て魅了された明珍本舗の風鈴
音が折り重なって波紋を広げるような神秘的な音色。TVで観てこんなに感動するなら実際に聞いてみたい!
ネットで検索すると
1000年以上続いている家業にロマンを感じてますます興味が沸くけれど兵庫県まで行くのもなー…
東京の日本橋や新宿で期間限定で販売しているようだけれど春に終わったばかりで1年近く待たないといけないかー
かといってネットで買うのは音色がわからないし味気ないし来年の春まで待つかー
なんて思いながらちょこちょこ明珍さんのHPを覗いては(欲しいなー)と思っていました。
先日寝入りばなにHPを開いてみると横浜で販売している!それも明日が最終日じゃない!!
良かったーー!明日は仕事が休み♪横浜までなら頑張っていってみようと布団に入った。
安いもので1万円ほど上を見ると10万円まで
んー私が買えるのは2万くらいかな…
でもきっと音色を聞いて釣り上がるだろうな…
万単位の買い物になるとやっぱりドキドキする。
この日は台風14号で昨夜から大雨が降ったり止んだり。電車は大きく遅延することなく動いていたけれど横浜に着くとバケツをひっくり返したような雨でしたが高島屋さんは目の前、雨にあたることなく到着
(いよいよあの明珍さんの風鈴がみれるのかー)
とこの緊張感を味わいたくエレベーターでなくエスカレーターで8階の催事場に向うと7階辺りからチリチリーンと微かにきこえる。
催事場はあちらと案内板をみて

振り返ると風鈴がズラッと並んでいて
うわーーーー!とうとう来ちゃったよーーー!!
と、緊張しすぎて直ぐに立ち寄ることが出来ず、遠巻きに様子をみるとお店に人がいない
グルッと他お店を見る振りして周って戻るけどまだいない。
緊張していたのにもうすっかり風鈴に魅了されて音色を聞いていると
ちょっと訛りの入った声で「いい音色でしょ」
土色のサムウェイをきて頭には手ぬぐいを巻いていてるお店の方が戻ってきた。
TVで知っていつもHPを拝見していたこと、昨夜横浜で開催しているのを知って駆けつけたことなどようやく実物を拝見できた喜びが止まらない。
他にお客さんもいなく作りを丁寧に説明してくれました。
音色の違いは作りの違い、それだけ手が込んでます。と
なかでも一番音色がキレイだったのが10万以上の風鈴でしたがさすがに手はでない
ひと通り音色を聴かせもらって悩む…
一番の売れ筋は1万円台の風鈴
「1万円超えたら普通風鈴としては高いですからね、こちらでも十分いい音色ですよ」お店の方も庶民のお財布事情を理解してくれている。
いちよう予算で2万円。でも3万円弱の音色の違いを知ってしまったらここで1万円を惜しむのはもったいない。
買ったら長く使うもの…
3万円弱の風鈴に決めました!
桐箱に入れてもらっている時に写真撮影をしていいか聞いたら「ネットにあげなければいいですよ~」と。
撮影NGっていう事にもグッと心を摑まれますます気持ちが高ぶります。
支払いはクレジットだと払った感覚がないので、ドキドキする思い入れのある買い物は現金で支払って実感して買おうと決めてます。
帰り際にお店の方に深々とお礼をいうとチラシと記事のコピーを頂いたんですが、記事を見ると53代目宗敬さんの顔写真が小さく載っていて
「あっ…もしかして宗敬さん?」
ちょっと照れくさそうに「はい」
マスクをしていたので気がつかなかったけれどまさかのご本人!?
著名人に出会った感激はアイドルにあった時の若い子の感覚と同じなんだろか
年齢的に取り乱すことはなく心の中で(うわーーーっ!?)
周りに他のお客さんがいてできなかったけど握手をしてもらってくればよかったとちょっと後悔。
電車の中ではそれほど降ってなかったのに地元に着くとまたもやバケツをひっくり返したような横殴りの雨。
ショッピングバックがそれほど濡れてないのは身体に触れていた部分、バックの反対側は全滅でチラシも雨に濡れてボロボロ~

あーあ…

桐箱はかろうじてずぶ濡れにならなかったのは、チラシに守られたのかも

ワクワク♪

組み立てて~

とりあえずS字フックで引っ掛けてみた

風鈴はここにと決めた場所があるけど実際はどうなのかと思っていたのがこちら。
天井に照明がありましたが洗面台の明かりで十分なので

目隠しに100均の花を埋め込んでました。

電球の梁に程よい長さの割り箸を引っ掛けているところに風鈴をつけて~

こんな感じ♪
歩くたびに引っかかってチリーン

ひとり暮らしなので夜中に鳴ったらちょっと恐いなとおもって短冊を外してみました。

手で風鈴を撫でるとチリーンといい音色が聞けます。
でも、100均の花と風鈴の雰囲気が合わないのでここは模様替えしよーっと

目に入るたびに(我が家にあの明珍の風鈴があるよ~)とジワーっと喜びがわいてきます。
いい買い物ができました♪
