職場にいるお掃除のおばさん、掃除が行き届いていていつも気持ちよく過ごさせてもらってますが、気さくに話をしてくれて時には相談にのってもらうこともありました。
約10年前、片付けアドバイザーの資格をとりに行っていた頃、おばさんに相談というか世間話で話したら
「…お客さんの程度に合わすって大事だからね」とひと言
程度をあわす?きっちり整えるんでなく、程度をあわす?
何十年といろんなところの掃除を経験してきて良かれとおもってやっても相手が使いづらいことがあって反省したと話してくれました。
その時の私は理解できませんでしたが、今となれば納得です。
そんなおばさんを改めてすごいっておもったことがトイレットペーパー!

トイレットペーパーホルダーが新しく設置されたトイレに入ると、最後のひと巻。
芯を抜いてレバーをガチャンと引き下げて新しいペーパーが落ちてきて(おぉ!)
出先のトイレだと普通クルクルとトイレットパーパーを回して巻きはじめを探しますが、巻きはじめがちゃんと正面にくるようにセットされていて感動しました。
この感動をおばさんに伝えなければとおもったけれどこんな時に限ってなかなか会えなかったり忙しくて話す暇がなかったんですが、先日ようやく伝えることができると
「そんなことに気がついてくれたんだ(笑)ありがとう」
おばさんにとっては当たり前のことかもしれないけれど、使う側の先のことを考えて気遣いをしてくれるお掃除の方ってなかなかいないかなー
改めて素敵な人だなっておもいました。
