気になる作家さんがいると、その作家さんの本をひと通り読んでいきます。
今はネットでどこの図書館に何の本があるか検索できるので、メモをして図書館に取り寄せのお願いをしてます。
モノは増やしたくないので極力買わないようにしてますが樹木 希林さん、桜井章一さん、佐野洋子さん他は図書館で借りてすごくよかったので中古で買って読み返してます。
同じことが書かれています
桜井章一さんが勘や運を具体的に図解で説明があったりしてとても興味深くいくつかの本を読みましたが、いろんな方の本を読んでいってわかったことは表現は多少違っていても、どの本も同じようなことが書かれています。
ご本人が経験したことや感情って、ご本人は当たり前のことですごい事いってるとか重要だとかたぶん思ってないようにおもいます。
感じたことしか書けないので美化したことが書けない(失礼な言い方ですが)なのでどの本を読んでも同じことを繰り返すような文章になってしまうんだろうな。でもそこがその方のが軸というか人としての根本が書かれているんだろうな。
佐野洋子さん
「100万回生きたねこ」の佐野洋子さんの本は衝撃的でした。

元旦那さんだった谷川俊太郎さんが佐野さんのことを「山下清さんのような見え方・とらえ方をする人」というようなことをいわれていましたが、子供のまま大きくなったような、見たこと経験したことそのままを無骨に表現していて時には子供ならではの残酷でストレートな表現があったりして衝撃的な表現に惹かれました。
佐野さんが子どもから大人になるまでのその時々の感情を書いた「こどもの季節」、母と娘のギスギスした関係を書いた「シズコさん」が特に響きました。
本に集中できたりできなかったりムラがあるので趣味読書とはとてもいえませんが、人との出会いと同じでおもわぬ本に出会う楽しみがあるので面白い。
こちらのしおりはお客さんの手作りで毎年頂いているんですが、電車で本を読んでいると手作りのしおりって珍しいようでチラっと見る方がいて自慢のしおりなんです♪

図書館へのお願い
先日、大好きな番組「探偵ナイトスクープ」で上岡竜太郎さんの時代に視聴者からのハガキでバカとアホの境界線を調べてくさいという依頼があったことがキッカケで本になったという『全国アホ・バカ分布考』を読んでみたいとおもってネットで検索したんですがどこの図書館にもない。
会社で本好きの方にちょっと話をしたら「図書館にない本はお願いをすると入れてくれるから話してみたら」
えーーー図書館ってそんなこともしてくれるの!?
さっそく窓口で聞いてみると「地方でしか手に入らないような本だと取り寄せできない事もありますが、お取り寄せできましたら連絡します」と本当に取り寄せができるようなので申し込みをしてきました。
なんて有り難いシステムなんでしょう♪楽しみ~
