7年目の告白 わたし実はこじらせてました

大変申し訳ないことをして迷惑をかけたAさんという人がいます。

わからないことがあると周りのスタッフに聞くことがありますが、Aさんは別部署の方。

自分の仕事を集中してモクモクと作業する人だったので後ろから見ていてキリがよさそうなところでいつも声をかけていたんですが気配を消して背後に私が立っていることを不快におもっていたようで

ある日「黙って背後に立たないで声をかけてよ!!!(その他諸々)」って激怒されたことがありました。

「仕事に集中しているんで邪魔しちゃいけないとおもって、そんなつもりじゃなかったんです」と説明しても相手の気持ちを考えると驚くだろうなってその時深く反省したのが数年前。

Aさんと休憩室で2人っきりになったりすると、とてつもなくピーンと張り詰めた重い空気で食事の味もしなくなるほど恐縮したり

仕事の依頼をしないといけなくても『失礼なことをした迷惑かけた』という気持ちからオドオドしてしまって、私はどっからどうみても挙動不審者にしかみえなかったとおもう。

私が嫌がらせをした立場っていうのが本当に心苦しくて申し訳なくてでもどうにもできすに、こんな関係が数年続きましたが、とある時、いつにも増してメチャクチャ忙しくてどうにも売場が回らないときにAさんが手伝いにきてくれて感激しました。

反面(数年前なんてことを私はしてしまったんだろう)というおもいから、お手伝いしてくれてお礼の言葉をかけたかったんですが聞こえるか聞こえないかの小さな声で届いてないだろうな。

そんな自分がますます嫌になってました。

その日の帰りにたまたま二人っきりになることがあって、ここでお礼をちゃんと伝えなかったら私はとんでもない人間だ!!!!と意を決して

「今日は本当にありがとうございました!お手伝いにきてくれて感激しました!本当に本当にありがとうございます」っていえたんです!

すると満面の笑みで「いえいえとんでもない困ったときはお互い様ですから(笑)」

もう天にも昇るような気持ちでした!!!

数年前にストレートにいわれて自己嫌悪に落ちいってしまったけれど、私に対して恨んでいたり嫌っていたんじゃなくて、Aさんはあの時の一喝で言いたいことが終わっていたんだっておもえました。

壁を作っていたのは私のほうでした。

もっともっと伝えたいことがあるの!

その日の感謝の言葉も足りなかったし、この数年の想いを言葉にして伝えたかった気持ちがあふれ出過ぎたのと、冷静に考えると私のいい訳にしか過ぎないので言葉にする事はできませんでしたが、Aさんに伝わったようでした。

自分の壁を乗り越えて、自分を解放できて、帰り道はいつも見慣れている町並みがキラキラして見えました。

現在は打ち解けた関係まではいかないけれど、談笑できるようになって休憩時間がすっごく楽になれました。

ものすっごく心苦しくて会社の仲間は関係が近しすぎて話せずにいた出来事ですが

ブログで話せて、あーーーーースッキリした!!

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