私がまだ専業主婦だったころ小学校の父母会の出席したとき、あるお母さんが「家庭では子どもに仕事のグチを聞いてもらっています。会社での辛いことや理不尽なことなど、子どもを子どもと扱わずひとりの人として話すと子どもなりに考えて話すしてくれるんです」
(へー子どもに仕事の話をするんだ)この頃はピンときていませんでしたが、仕事をするようになってこのお母さんの言葉がよーくわかるようになりました。
子どもには弱いところを見せることは負けのような気がして、最初は子どもに仕事の失敗談なんて話す気持ちになりませんでしたが、ポツポツと話すと興味をもって聞いてくれて、子どもなりに回答をしてくれるんですが、大人の建前をバッサーっとぶった切って真髄をついて代弁してくれたようでスッキリしますし、目からウロコが落ちます。
グチを聞いてもらえているだけでスッキリできるし、子どもは親のグチを聞いて大人の仲間入りをしたようで満足気な様子だし、親の意外な一面をみて味方になってくれているようで心強かったりします。
反対に「お母さんが悪いんじゃん」なんてはっきりいわれる事もあります(笑)
世の中の働くお母さん!ご主人や友達に話してスッキリするのもいいですが、人生勉強になりますので子ども扱いしないで仕事の相談をお子さんにしてみてください。
