成人した子どもたちも出たり入ったり繰り返しながら半自立をしてくれて、ここ何ヶ月かでひとり暮らしをスタートしてます。
「寂しくないの?」と周りから聞かれるけれど、これが全く寂しくない。
帰ってきた時に部屋に電気が点いていないと(あーひとりだな)と感じますが、それも一瞬。
ソファーで寝落ちしても、食事が質素でも、食事の時間が遅くても、朝早く目が覚めて家事をしても子どもたちからの文句もないし
疲れて静かに過ごしたい時もTVの音を聞かないで済んだり、映画を観てオイオイと大泣きできたりして、感情のままに過ごせてるのが初めてで、すごく楽なんです。
子どもに気を使っていたというか、親としてちゃんとしなきゃいけないというタガが外れたんだなっておもいます。
でもこんなに楽なんだったらもっと子どもにワガママをいってきたら、親子の関係が違っていたのかな、子どもの人生が変わっていたのかなという気持ちもあります。
ま、今おもったことをその時は感じなかったんだからしょうがないけど、頑張りすぎているお母さんには「そんなに頑張らなくても大丈夫」といってあげたい。
話がちょっとズレますが、私にも何人か人生の恩人がいまして、お互いに生きている内に会っておきたいなという気持ちになったので、今までのお礼と現在の報告をしたくて10年ぶりに連絡をいれて以前会ってきましたが
「私もひとりになりましたが寂しいというより、楽なんですよね」
人生いろいろです。
お互いに自分の人生をようやく送れるようになったんだなっておもいました。
今は仕事をしているので社会に関っていますが、それがなくなったら寂しくなったり、不安にもうこともあるのかなという漠然としたおもいがありますが、先の心配はその時にいいので、ひとり暮らしを満喫したいとおもいます。
