文化の違いを感じたインド人のカレー屋さん

子どもが小学生のときランチタイムの時間ならとオープニングスタッフのバイトとして入りましたが、インド人のみなさん日本語が上手で陽気でコミュニケーションの不安はなさそう。

他にもフロアスタッフがいましたが年齢的に私が一番上という事もあって、仕事の能力もみてないのにいきなりチーフマネージャー抜擢されてしまいました。

ま、ランチタイムだけだから何とかなるかな。

店の備品購入につき合わされることがあって社長行きつけのアジアンテイストの家具屋にいったところ

そこの店長さんから「いろいろ価値観が違うところもあるとおもうけど直ぐに辞めないでね」といきなりいわれました。

インド人の社長さんと付き合いが長いからか、それともインドという文化の違いからいっているのか。

まぁ国が違うから違いはあるだろうなくらいにしかおもいませんでした。

備品が搬入され少しずつ店内が形になっていって、メニュー内容を覚えたり流れを指導してもらって

いよいよ明日がプレオープンという時に「はいこれ」と渡されたのが民族衣装。

こんな感じ。

エプロン着用だとおもっていたので民族衣装を着るとは、心の準備もあるからもう少し早く言っほしかった。

お店が繁盛してきた頃に配達の注文が入って(配達があるんだ、誰が配達に行くんだろう)とおもっていたら私にご指名が。

仕事だから行きますよ、行くけどこの衣装で歩きたくないし、知り合いに見られたらとおもうと配達場所は直ぐそばでも着替えて配達してました。

                                                                 日常の仕事は食器を下げてトレーやお皿はカウンターに積み重ねていくんですが、スプーンとフォークはカウンター下のボールに放りこんでいくルール。

ボールの中には泡立った水が入っていてランチが終了すると厨房の人がキッチンでガシャガシャと洗ってました。

ある日ボールの水を作るところを見てビックリ。箱を振って粉をパラパラっといれて手であわ立てているんです。

粉?

なにか特別な洗剤なのかとおもったらなんと普通の洗濯洗剤の粉なんです。知らないで使っているんじゃないかと「それは食器用でなく洋服用の洗剤なんですよ」

「知ってるよ、この洗剤よく落ちるからね♪」

私より年下だけど飲食店経験はこのインド人のコックさんのが長いはず、その経験からたどり着いた答えが洗濯洗剤なんだと文化の違いって面白い。日本人じゃ絶対に思いつかないだろうな。

オープン直後は混雑しましたが、しばらくするとお客さんが落ち着いてきて美味しい昼食が食べられないのは残念ですがそのまま退職 。

2ヶ月ほどでしたが面白い経験ができたなといい想い出です。

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