新米の時期になると思い出すのが佐渡島ツアーひとり旅

ツアーの参加者や添乗員さんがいるのでひとり旅だけど一人じゃないという距離感がちょうどいい。

東京駅から新潟駅まで新幹線で約2時間・新潟港からフェリーに乗って両津港まで1時間半で到着。

時間はそんなに変わらないのに地図見ると移動距離が全然違っていて新幹線がどれだけ速いか実感できました。

フェリーの中に手書きのPOP。佐渡への気持ちが高鳴ります。

ホテルに着いて散歩に出かけると、収穫期のお米を収穫する人たちだけで耕運機の音が聞こえてきます。

空を見ているとホテル前にある林に向かってあっちからもこっちからもバサッバサッと鳥が頭上を飛んでいくんです。

夕方だから帰ってきてるんだなとボーっと見ていると、羽が薄いピンク色・・・さっき朱鷺センターで見たのと同じ色。野生の朱鷺が何羽も飛びまわっているんです。

ホテルに双眼鏡が置いてにあって「運がよればトキがみれるかも」とメモが置かれてたけど、肉眼で見える。

ほとんどの運をつかってしまったかもとおもうほどでした。

                                                                       お風呂上りにお土産を見ていると「天の川がきれいに見えますよ」と売店のおじさん。

玄関を出ようとすると「屋上から見たら」といってくれたけれど、そういった場所は従業員しか入れないはず。

「鍵を開ければ入れるよ。ねえ?」とフロントに確認してましたが(チッ)という顔のお兄さん。

この空気から売店のおじさんは社長さんのよう。

社長は簡単にいうけど誰が鍵の管理するとおもってんだよ

と、お兄さんの顔に書いてありましたが、こんな機会はなかなかないのでお言葉に甘えて屋上にいってみました。

田舎の暗さは吸い込まれる暗さというのを忘れてた。

恐怖心が落ち着くのと目が慣れるまでしばらく棒立ち。目が慣れてきたところでゆっくり歩いて扉からこぼれていた光が届かない深い暗がりに行くと天の川がよく見えること。 

何時間でも見ていられるけどフロントのお兄さんに迷惑をかけてしまうのでソコソコに退散。

部屋に戻ってここから見えるかなと部屋の窓を開けるとまた違った星空。

板の間にあるテーブルとソファーを移動して冷蔵庫の前に布団を敷いて寝転がってみると星・星・星

窓が額装のようになって四角い中に星が満載。

冷え冷えの空気が入ってくるけど布団はぬくぬくで最高。

寝るのがもったいないとおもいながら寝に落ちて、フッと目覚ますと星が移動していて違った星空がみれる。この繰り返しで、朝は見たことのない朝焼けで目が覚めて散歩にでたのは6時前。

畑を歩いているともう農作業をしている人が。

昨日は夕日と共に作業を終えていて、今日は朝日と共に作業が始めていて

人としての本来の姿を見れたなとおもいました。

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