接客の入り口は雑談が入りやすくて、お客さんに安心感をかんじてもらえるので大切だけど、その雑談だけが続いてしまうことがあります。
混雑してきて気がついてくれる方、こちら側がちょっと困っているのに気がついてくれる方ならいいですが、気にしない方、気がついているけど話しを聞いてもらいたい方には不快におもわれないように、お帰りいただくのも接客のひとつです。
私が実行している切り方を紹介します。
【会話の流れを変える】
会話の反応を変える→相づちの数を減らす、反応を薄くして興味ないんです、という空気にする。
商品の話を入れ込む→雑談の間にどんどん商品の話を盛込んでいく。販売員としての仕事を真っ当すると商品に興味のない方は引いてくれます。
話しながらゆっくり歩く→出口に向かって歩くと歩調を合わせてお客さんが着いてきます。それでも動かない方は会話の間でスウッと気配を消しながら離れていきます。
【仲間に助けてもらう】
アイコンタクトを送って電話を持ってきてもらう→「他のお客さんから電話が入ってしまって」とお伝えする。
担当を変わる→「〇〇はこのあと打ち合わせが入っているんで私がお話伺います」と変わってもらう。
→若い子がつかまっている場合は「よろしければ私から説明いたします」とやたら丁寧・事務的にベテラン風を装って私のようなおばさんが登場する。若い子狙いの方はあきらめてくれます。
【対応しない】
話だけしにくる常連さんはこちらか話を掛けません。質問をされたら事務的に必要最低限答えてます。
いろんな場面で表現の仕方や話の内容が変わってきますし、100%の正しい対応ではないとおもいますが自然に話の腰を折るのがポイントです。
