私とAさんで売れるものが違うと上司からいわれたことがあります。
全然意識していないけど何が違うんだろうって話していたら、お互いに自分の好きな商品だと気がついた。
お気に入りの商品にはつい気持ちがのっかって話しるようで、その情熱がお客さんにちゃんと伝わるっているんですね。
この商品を大切に使ってもらえる方に購入してもらいたい。とお嫁にだす気持ちで販売する時もありますし、この良さがわからない人には販売したくないなと思い入れのあるモノもあります。(社長に知られたら怒られそう・笑)
売れないなとおもう時は置く場所を変更します。
同じ商品なのに場所が変わるとお客さんから「こんなの今まであったけ?」と目につかなかった商品の存在に気がついてもらえる事があります。
私たち販売員も見慣れた空間が変わるので、新鮮な気持ちで案内できるから、動かなかった商品が売れるんだろうなとおもっています。
飲食店をやっている友人も小さな模様替えをちょこちょこしています。
貼り紙を変えたり、小物の飾り棚のクロスを変えたり、調味料の容器を変えたり、時間があると、いや時間がなくてもやっているんだろうな。
「お客さんは気がついてないけど、私が飽きちゃうから」といっているけど
「少しずつ手をかけて作ってきたこの店が大好きなの。お店にいるのが楽しいの」とお店への愛を感じます。
先日、スーパーで3人の男性店員さんが狭い通路に集まってなにしてるんだろうとおもったら、商品の陳列で話していました。
いい大人が結構熱く語り合っていて、近隣のスーパーより繁盛する理由がわかりました。
商品を大切におもって、お客さんに楽しんでもらいたい気持ちって、ちゃんと伝わるんだなとおもいます。
