駅から徒歩2分くらいの吉祥寺美術館。リアルで愛らしい動物たちに見入ってしまいました。

みおさんが描かれた小さなスケッチがたくさん貼られていました。ニャンコたちに出会った場所や特徴が一言メモで書かれていて内容が面白い。ほとんど野良ニャンコですが直感で名前をつけたみたいです。



↓漫画好きな私にドストライクですごく気に入りました。 どてどて歩く、片目がつぶれているので「タンゲ」名前に笑えました。


こちらはガラスのケースに同じワンコの絵や額が並んでいました。その中央に切ない目をした木彫りの「ライカ」が座っていて、他の展示と違って何か悲しげな雰囲気。

「1957.11.3」私ですらまだ生まれていない。調べてみたら宇宙開発実験の為に特攻隊のように片道切符でロケットで飛ばされ、ストレスと高温で地球を飛び立って6時間ほどで亡くなったという。寿命でなく実験の犠牲…。みおさんがどんな気持ちで絵を描かれたり彫られたかとおもうと切ない。ひとつのケースを占領している理由がわかったような気がします。
写真には少ししか写ってませんがライカの胴体には宇宙服が着用させられてます。 2021年6月に「犬は歌わない」というタイトルでドキュメンタリー映画が公開されていたようです。
はしもとみおさんのデッサン5か条

「いい絵とは思いの伝わる絵です」 どんな仕事も伝えたい気持ちが大切なのは同じですね。
2021年10月3日まで 休館日:9月29日(水) 開館時間:10:00~19:30入館料:300円、中高生100円 吉祥寺美術館 コピス吉祥寺A館7階
1階からエレベーターがお勧めです。 エスカレーターは6階までしか動いていなく、7階までエレベーターで上がります。
