老婆心

学生時代、飲食店でバイトをし始めた息子。開店前に30分掛けてスタッフ一同で隅々まで掃除をしているという素晴らしい職場で、掃除の仕方をパートのおばさんから教えてもらっているようです。

親がいっても聞かなかった事を、社会にでたら聞かないわけにはいかずやらされていたようです。バイトをしている間は掃除の習慣が身についていたようで自ら食器を洗ってくれたりちょっと片付けてくれるようになったりしてくれてました。

最初は指摘されて、嫌々やっていたようですが、いつか習慣になり無意識で動けるようになって、そのうち汚れてるところが気がつくようになったり、違和感を感じられたら、感覚が体に刻み込まれ習得できたようなもの。

こういった社会の習慣が「気づく事」に繋がっていくんだなとおもいます。バイト先の掃除は渋々やっているようですが仕事のことは楽しそうに話をしてくれてました。

日が経つにつれて掃除の意味がお客さまのことに繋がっていっている事に気がつきはじめて「いい習慣だ」とまでいうようになっていました。社会に育てていただけてバイト先のみなさんに感謝です。

私も気がつく事や仕事の段取りや片付方けなど、余計なお世話だとおもっているとおもいますが、職場で「これってどうおもう」「なにか気がつかない」と質問をなげかけています。理屈が腹に落ちないと動けない人や、話が右から左に抜けてしまう人もいますが若手スタッフが息子のようにおもえて頭が柔軟なうちに少しでも身について欲しいという老婆心です。

ただ人間は楽なほうに逃げがちなので、注意してくれる人がいなくなったり環境が変わると、弱い自分がでてきてやらなくなってしまうことがあります。

息子もこのパターンでバイト先が変わったら元通りになってしまいましたが掃除の習慣がゼロにはならず少し残っています。気がつく事の大切さに気がつくのは本人意思次第ですが、こういった経験が積み重なって人が出来上がっていくんだなとおもいます。

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